クラシック(オペラ)とシャンソン
フランス語、シャンソンをはじめて約10年になる。
私はクラシックがルーツなのであるが、シャンソンをはじめた頃、クラシックとシャンソンの違いを考えていたことがあった。
シャンソンとクラシック、たとえばオペラは全く異なるもので声の出し方も違う。
シャンソンは声の完璧さ、綺麗さは追及していない。
解釈が大切であり、未完成のもの、少し嗄れた声のような素材がシャンソンに物質(中味)を与える。
それが感動させる。
オペラは完璧を追及しなければならない。
透明さ、純粋さ、フレーズの出来方が両者は違っている。
オペラはフレーズは決まっていて楽譜に書かれている。
シャンソンはジャズ要素が入った音のフレーズに合わせて声を出す。
言葉の出し方を自分のものにする。
言葉を区切る、強調する、切る。
リズムとテンポ(スイングしなければならない)
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