音楽家と暗譜 歌詞の暗記
先日、昨年11月に開催しました小國裕美シャンソンコンサートのビデオが出来てきました。
一度聞いて、私も、徐々にクラシックからシャンソンらしくなってきたなぁーという感じでした。
ピアノはKAZUYAですが、ピアノ伴奏の優しい音色に、私の歌い方も、ほんわかしています。
それでは、昨年の11月に開催した小國裕美シャンソンコンサートのビデオの中から、巴里祭🎶
この曲は1933年、ルネクレール監督の Quatorze juillet (7月14日)の主題歌です。
実は…
途中から入っていますが、一番の最後の所で歌詞を間違いまして…
とても雰囲気は気にいっているので残念、悔しいです。
ユーチューブに公開できませんが、限定公開でごらんください🎵
暗譜は、自分でも、かなり練習をやっていると思うのですが、、本番前に、(私はこれだけやったのだから…)と思うことで、開き直り、舞台にのるのです。
20曲のリサイタルでは、2、3曲歌詞を間違えます。
私だけがわかっているくらいですけど。
それから振りもついているので、歌と振りと、今回はナレーション(語り)も含めて、だいたい、40分から1時間を、一部と二部やるわけです。
時々、歌っていて、気持ちよくなって曲に入り込みすぎたり、緊張が緩んだりした時にやってしまうのよね。
フランス語の場合は、覚えてしまうまでが地獄の沙汰……
でも一度覚えて、インプットされたら大丈夫みたいで、次に歌う迄、やっていなくても、もとに戻ることはできるみたいです。
脳はどんな構造なのでしょうか?
今はまだ、覚えた事が引き出しみたいに、また出して上書きすることが出来るのですが。
2018年、大阪にシャルル・アズナヴールを聞きに行った時は、字幕プロンプターを見て歌っていましたね。
94歳でしたけど…
ピアノの場合は音(譜)の量が膨大で音域も広く、同時に幾つもの音を弾かねばならず大変です。
これまでピアノ伴奏をしていただいた方で、ひとりだけ暗譜で弾かれた方がおりました。
暗譜で弾けるくらいの実力があるのです。
でも私は怖くて仕方なかったです。
二人が暗譜して間違えた時はどこから入るのでしよう?
ピアノ伴奏の時は、覚えていたとしても、楽譜はとても大切です(笑)
歌手とピアニストは信頼感が大切だと思うのです。
という訳でお宝ビデオごらんください(笑)
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