ある日のシャンソン練習風景
今年も、薔薇の植え替えも間に合い、蔓の誘引だけになりました。
後は新しい葉がでて、花が咲くのを待つのみです🌹
先日のバレンタインはフライパンでパエリアを作りました。
おこげがパリッと香ばしく、ワインとも合います🍷
久しぶりにピアフの曲「私の神様」Mon diue をやろうと思い、とりかかりました。
メロディーはよく知られている曲で、自然と耳が覚えているので、歌詞を重点的にやります。
フランス語はあまり難しくなく、内容は、亡くなった恋人にもう一度会わせて下さい。と神様に訴える歌です。
この頃は新しい曲もわりと早く歌えるようになってきました。(曲にもよると思いますが)
進歩です☺️
この曲は男も女もたくさんの方が歌っておられますが、あまり悲しくならずにピアフのように力強く歌うのがいいかなー。
今年はまだコロナの感染が続いており、形勢は予断を許しません。
しかし、ワクチンの情報は、終息につながる光であることを願いたい。
コンサートも、今はやらない勇気も必要かと思いつつ、ひたすら新曲の練習に取り組んだ一日……
2曲目は ダリダの 「待ちましょう」J'attendrai 。
もともとはイタリアのカンツォーネ。
フランスのシャンソンに変えてヒットし、歌い継がれて来た曲です。
出だしのメロディーが何かに似ているー。
プッチーニのオペラ「蝶々夫人」で、海に向かい、ピンカートンの帰りを朝になるまで待っている蝶々さんの、あのシーンのメロディーよ~。
案の定、作曲者のディノ・オルヴィエーリが蝶々夫人にヒントを得て作ったという曲でした。
その頃は第二次大戦を目前とした時代で、恋の歌というより出征兵士の帰還を待つ家族や恋人の気持ちを代弁した歌で、従軍している兵士にとっては、自分を待ってくれる人がいるという癒しになったそうです。
あの「リリー・マルレーン」の例と同じです。
花びらの色褪せ ともしびも消える
日は過ぎて悩みに 心は沈む
風の音わびしく 思い出のすべては
ふたたび帰らぬ
待ちましょう
いつまでも あの人を
待ちましょう
小鳥も恋しい古巣に 戻るように
待ちましょう
あの人がいつか 胸に帰る日を
昼も夜も 待ちましょう
実はこの歌、私はダリダではなく、テノール歌手のロベルト・アラーニャの歌声を聞いて「ステキ」と思ったのですけど…
ダリダはディスコ調に歌っています。
いずれにせよ、メロディーラインが美しく、希望を秘めて待つことを歌っています。
オペラの小宇宙のような世界で、イタリア、フランス、ヨーロッパの空気を感じることができるひととき……
音楽って幸せです。
2018年からフランスには行けていないのですが、それまでは春によく行っていたので懐かしく、パリの映像とともに
パリの春 「ロマンス」
クリック ごらんください!
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