久々のオペラ その時私は
ずいぶんとオペラは歌っていなかったが、一曲やってみたい曲がまた私をノックする。
昨年の暮あたりから私の中にその曲がフックされ、ずっと居座っているというか・・
シャンソンであれ、歌曲であれ、流れるままに楽しんでいるのであるが、今度のはオペラでチェコ語と知り、やったことがないので一瞬ショックだった。
それにオペラの歌い方などしていない今の私にはたして歌えるのだろうかと思った。
ドヴォルザーク作曲
オペラ ルサルカ 月に寄せる歌
これは一人では勉強できないと思った私は、オンライン習い事サイトで、先生を募集。
この曲を教えてくれる方はいませんか?
と訴えた。
そしたら・・・
すぐに3人の方からコメントをいただいた。
その中のひとりは実名ではなくニックネームだった。
もう2人は、私のレパートリーです。という方と、外国で外人の先生のレッスンをこの曲で受けた。
という方だった。
助けてくれる方が3人も現れた!
私の後輩と思われるそのプロの方たちは、勉強を重ねて経験を積み、様々な人生を送っているのだ。
コロナ禍で、コンサートの量も減り、音楽が無くなりつつある中、これからの音楽大学を目指す学生にとっても音楽大学の未来も不安な世の中であろう。
さて歌のオンラインレッスン。
私はその中から1人を選び、ある時は外国からのレッスンだったりした。
丁寧で楽しいレッスンを受けて、私は最後までチェコ語で歌えることができたのだ。
オペラの発声で、身体を鳴らして歌い、オペラ宇宙へ。
声楽は自分が楽器なので、自分の身体をヴァイオリンの弓で弾くようにイメージする。
高音は自然に口も大きくなる。
オペラの純粋で心洗われる感覚を思い出した。
昔はこの魅力に夢中だったのだ。
日本で言えば歌舞伎かな。
シャンソンはもっとドロドロした世界なのに感覚的には新しい。
写真の薔薇は
マンゴーリーバ
ルサルカは人魚姫(水の精)
人間の王子を愛してしまう
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