マクサンスの歌 chanson de Maxence
1967年にフランスで制作された映画『ロシュフォールの恋人たち』(原題:Les Demoiselles de Rochefort/英題:The Young Girls of Rochefort)の挿入歌
ミッシェル・ルグラン作曲、ジャック・ドゥミ作詞、監督による曲
フランス西南部の街「ロシュフォール」を舞台としたミュージカル映画で
双子のソランジュとデルフィーヌを実の姉妹であるカトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックが演じました
とても楽しい映画で次々とミシェル・ルグランの曲が流れます
「マクサンスの歌は」理想の女性との出会いを夢見る兵役中の画家マクサンスが
カフェで歌う曲でとても美しいメロディーです
訳 小國裕美
Je l’ai cherchée partout j’ai fait le tour du monde
De Venise à Java de Manille à Hankor
De Jeanne à Victoria de Vénus en Joconde
Je ne l’ai pas trouvée et je la cherche encore
私はあちこち探し世界中を回った
ヴェネツィアからジャワへ マニラからアンコールへ
ジャンヌからヴィクトリアへ ヴィーナスからモナリザへ
私は見つけられなかった そして私は再び探す
Je ne connais rien d’elle et pourtant je la vois
J’ai inventé son nom j’ai entendu sa voix
J’ai dessiné son corps et j’ai peint son visage
Son portrait et l’amour ne font plus qu’une image
私は彼女のことは何も知らない それでも私は見える
私は名前をつけた 私は声が聞こえた
私は彼女の姿を描き顔を描いた
彼女の肖像画と愛は もはやひとつのイメージになった
Elle a cette beauté des filles romantiques
Et d’un Botticelli le regard innocent
Son profil est celui de ces vierges mythiques
Qui hantent les musées et les adolescents
彼女はロマンティックな娘の美しさと
ボッティチェリの(絵の)清純な表情を持っている
彼女の横顔は美術館や青春期に出没する
神話の処女そのものだ
Est-elle loin d’ici? est-elle près de moi ?
Je n’en sais rien encore, mais je sais qu’elle existe
Est-elle pécheresse, ou bien fille de roi ?
Star de cinérama ou modeste fleuriste ?
Je sais qu’elle m’appartiendra
彼女は遠くにいるのかな?近くにいるのかな?
私はまだわからない でも私は彼女が存在するのを知っている
彼女は罪人か?さもなければ王女か?
映画スターか?つましい花屋か?
私は彼女が私のものになる事を知っている
🎶YouTubeは映画のもので、上記の歌詞の通りではありません
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